伊藤 彰
国立音楽大学大学院修士課程を経て、同大学院博士後期課程を修了。ヘルムート・ラッヘンマンに関する研究で博士号を取得。博士(音楽)。透徹した素材の吟味と、それらによって緻密な時間構造を紡ぐ作風で、第33回現音作曲新人賞、併せて聴衆賞を受賞後、交換留学生としてカールスルーエ音楽大学に留学。留学中、アンサンブル・モデルン・アカデミーのために作曲した作品が南西ドイツ放送(SWR)にて放送される。2022年ACL青年作曲賞(ニュージーランド大会/クライストチャーチ)第2位。2023年、第48回ミュージック・フロム・ジャパン音楽祭(ニューヨーク)に招聘作曲家として参加し、委嘱作品がモメンタ四重奏団によって初演された。ISCM世界音楽の日々2023年南アフリカ大会入選。第12回JFC作曲賞コンクール入選(審査員:中川俊郎)。ACL許常恵メモリアル賞受賞。井上郷子氏(ピアニスト)や本條秀慈郎氏(三味線奏者)、川島素晴氏(100均グッズ奏者)からの委嘱、アンサンブル・ルシェルシュ×日本現代音楽協会共同プロジェクトへの参加、山田唯雄氏(ギタリスト)、及びアンドリュー・ホスラー氏(サクソフォニスト)のアルバムに作品が収録されるなど、多方面へと活動を展開している。2025年、東京オペラシティ・リサイタルホールにて、日本現代音楽協会会員による小個展「弦楽器による作品を集めて」を開催。作品は日本国内のみならずドイツ、スイス、アメリカ、ニュージーランド、オーストリア、南アフリカで演奏されている。これまでに作曲を菊池幸夫、北爪道夫、川島素晴、マルクス・へヒトレ、音楽理論を今村央子、ピアノを井上郷子、音楽学を白石美雪、吉成順、中田朱美の各氏に師事。国立音楽大学大学院非常勤助教を経て、現在、都立総合芸術高校、及び聖徳大学附属取手聖徳女子高校各非常勤講師。日本作曲家協議会、日本現代音楽協会、九州作曲家協会、各会員。“作曲を考える”グループ「Platz」共同主宰メンバー。
執筆
- 伊藤彰、井上郷子 2025 「エリック・オニャ《ヨーデル》における『仮想鍵盤』──日本初演の実演を通じて──」 『国立音楽大学研究紀要』第59集:1-10
- 伊藤彰 2024「自作における『弱い繋がり』について––––ミュージック・フロム・ジャパン2023年音楽祭に参加して––––」 『国立音楽大学研究紀要』第58集:151-157
- –––––– 2022年度「ヘルムート・ラッヘンマンの作品における音響による形式形成の分析的研究––––《動き(硬直の前の)》を事例として––––」 国立音楽大学大学院音楽研究科博士論文
- –––––– 2017「ヘルムート・ラッヘンマンの《テムアー》(1968)に関する考察––––ジェルジ・リゲティ《アヴァンチュール》(1962)との比較を通じて––––」 『国立音楽大学大学院研究年報』第二十九輯:96-106
- –––––– 2015年度 「ヘルムート・ラッヘンマンの創作における『構造音響』について––––音色による創作の新しい可能性––––」 国立音楽大学大学院音楽研究科修士論文(未公刊)
教歴
- 2023年4月 〜 2026年3月 国立音楽大学大学院非常勤助教
- 2024年4月 〜 2025年9月 国立音楽大学外国人留学生チューター
- 2025年4月 〜 現在 都立総合芸術高等学校時間講師
- 2026年4月 〜 現在 聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校兼任講師
担当科目
- 2023年4月 〜 2026年3月 「研究法Ⅰ・Ⅱ(論文指導)」(国立音楽大学大学院)
- 2025年4月 〜 現在 「専攻(作曲)」(都立総合芸術高等学校)
- 2026年4月 〜 現在 「作曲演奏研究」(聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校)
- 2026年4月 〜 現在 「専攻実技(作曲)」(聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校)
- 2026年4月 〜 現在 「作曲(和声を含む)」(聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校)
所属学会
- 2013年4月 〜 現在 九州作曲家協会
- 2017年4月 〜 現在 日本現代音楽協会
- 2018年4月 〜 現在 日本作曲家協議会
- 2025年4月 〜 現在 “作曲を考える”グループ「Platz」
委員
- 2024年4月 〜 2024年4月 日本作曲家協議会選挙管理委員
「アンサンブル・ルシェルシュ×日本現代音楽協会共同プロジェクト」
日本現代音楽協会のホームページに
「アンサンブル・ルシェルシュ×日本現代音楽協会共同プロジェクト」
の詳細が掲載されました。
ヴィオラ独奏のための《夕べにすべてを見とどけること》(2020) 他
„Spotted: Japan“ – Musik und Kunst mit dem ensemble recherche
nmz online にアンサンブル・ルシェルシュのストリーミング配信による
オンラインコンサートの情報が掲載されました。
ヴィオラ独奏のための《夕べにすべてを見とどけること》(2020) 他
日本の作曲家2020 JFCニューカマーズ「神田佳子と仲間たちによる打楽器作品展」
「conpas.me」Facebookページに開催レポートが掲載されました。
打楽器トリオ《Es》(2019-2020) 他